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~本当に開国したのは誰か?~


by toudaikaikoku

手の抜き方、外注の仕方

2006年受講生 竹内雄亮

(1)出来事
振りかえってみると、個人としては、竜頭蛇尾のごとく、講義の初回の方ではテンションがハイになっていましたが、途中、想像していた以上にモチベーションが下がった時期がありました。最終的には、テンションを持ち直して粘り続けて、チームとしての成果を残すことが出来てよかったと思います。

モチベーションが下がった理由は、単純に、「他にやることが多すぎた」ということと、「自分のキャパを読み間違っていた」ということがあると思います。

前者は、自分にはどうすることもできなかったので仕方がないですが、後者については、これからは自分のキャパをきちんと見極めようと思いました。おかげさまで、(2)ともかぶってきますが、作業をしていくときの「手の抜き方」や「外注の仕方」を少し学ぶことができたような気がします。

チームとしては、TAも含め西側出身者が多く、それぞれがひとなつっこい性格を持っていたためか、非常に仲が良かったと思います。それぞれのモチベーションは高低バラつきがあったけど、全体として最適化されていたような気がします。ただ、100%というバランスの取れたモチベーションのために、逆に、200%のモチベーションで起こる、もっと熱い、それこそ授業でTAのみなさんがおっしゃっていた「ありえない」ブレークスルーを引き起こすような、どろどろとした白熱した議論を展開することがなかったという意味では、もう少しトラブルがあってもいいような気がしました。

まーチームとして優等生だったということでしょうか(笑)

(2)気づき
個人的には、「手の抜き方」「外注の仕方」を学ぶことができました。あと、講師、TA、学生みなさんとの会話などを思い出しながら、自分なりの大志を抱こうと真剣に思いました。

チームワークに関しては、実社会においてはTAのような立場の人がいないと思うので、自分達で自分達のチームのことを客観的に分析し、時にはチームの考えとは対立する意見表明なども行っていく必要があると思いました。

政治の世界でもどんな社会システムでもそうですが、現実には共産主義や帝国主義が破綻したのと同じように、チームというのもたった一つの考えだけではいつかは無理が生じると思うので、適度に反抗分子になる必要があるなぁと思いました。

[2006年講座終了直後]
by toudaikaikoku | 2007-01-26 16:23